AviUtl2で編集効率が2倍になる作業フロー完全版
〜初心者から中級者まで「迷わず・詰まらず・戻らない」編集手順〜
動画編集において「作業効率」は、そのまま継続力とクオリティに直結します。AviUtl2は無料とは思えないほど高機能ですが、
正しい作業フローを知らないと途端に“沼”になります。
- 毎回どこから手を付けるか迷う
- 修正が入るたびに全体を直す羽目になる
- カット・テロップ・音量調整で時間が溶ける
- 書き出し直前にミスが見つかる
こうした問題は、編集スキル不足ではなく「順番」と「考え方」の問題です。
この記事では、「AviUtl2で編集効率が体感2倍以上になる実践的作業フロー」を初心者でもそのまま真似できる形で、
最初から最後まで完全解説します。
この記事で解説する作業フローの全体像
まず最初に、今回紹介する編集フローの全体像を示します。
- 編集前準備(素材・設定・保存構造)
- プロジェクト作成時に必ずやる初期設定
- カット編集を最速で終わらせる方法
- 音声調整は「1回で終わらせる」
- テロップ作業を爆速化する考え方
- 演出・エフェクトは最後にまとめて入れる
- 修正が来ても崩れない構造の作り方
- 書き出し前チェックリスト
- テンプレ化して次回からさらに時短する
この流れを守るだけで、「作業が止まらない」「やり直しが激減する」編集になります。
1. 編集効率は「編集前」で8割決まる
多くの人がやらかす最大のミスは、「素材を開いてから考える」ことです。
AviUtl2は軽量ですが、無計画に触り始めると修正耐性が極端に下がります。
編集前に必ずやるべき3つの準備
① フォルダ構成を固定する
おすすめ構成は以下です。
- project(aup2ファイル)
- movie(動画素材)
- audio(BGM・SE)
- image(サムネ・静止画)
- export(書き出し動画)
この構造を毎回同じにするだけで、素材リンク切れ・再編集トラブルが激減します。
② 素材名を必ずリネームする
悪い例
- MOV_00321.mp4
- 録音_最終_final2.wav
良い例
- main_talk_01.mp4
- bgm_open.wav
AviUtl2は軽い反面、素材管理が雑だと後半で確実に詰みます。
③ 編集ゴールを1文で決める
例:
- 「8分以内でテンポ良く笑わせる動画」
- 「初心者向けに10分で理解させる解説」
これがあるだけで、不要な演出・無駄なカットを入れなくなります。
2. プロジェクト作成時の初期設定で差がつく
AviUtl2で新規プロジェクトを作ったら、何も編集する前に必ずやる設定があります。
最初に必ず確認する項目
- 解像度(1920×1080 か 1280×720)
- フレームレート(30fps or 60fps)
- 音声サンプリングレート(44100Hz推奨)
ここでズレると、後から修正がほぼ不可能になります。
3. カット編集は「考えずにやる」
編集が遅くなる最大原因は、カットしながら考えることです。
正しいカット編集のやり方
- 無音
- 言い淀み
- 明らかな噛み
この3つだけを機械的に削る。テンポ・間・演出は一切考えません。
「ここどうしようかな…」と悩んだ瞬間に、編集速度は一気に落ちます。
4. 音声調整は1回で終わらせる
音量調整を何度もやり直す人は、ほぼ例外なく作業が遅いです。
音声調整の鉄則
- 全体を一気に正規化
- 明らかに大きい部分だけ微調整
- ノイズ除去は最低限
完璧を目指さない。これが最大のコツです。
5. テロップは「装飾しない」が最速
テロップで時間が溶ける人は、毎回デザインを考えています。
効率2倍になるテロップルール
- フォントは1〜2種のみ
- 色は白+強調色1色
- 位置は固定
内容に集中し、見た目はテンプレに任せます。
6. 演出・エフェクトは最後にまとめて
初心者ほど「ここ光らせたい」「揺らしたい」を途中でやりがちです。これは最悪の手順です。
正しい順番
- カット完了
- 音声完了
- テロップ完了
- 最後に演出
こうすると、修正が来ても壊れません。
7. 修正に強いタイムライン構造を作る
効率が良い人は、修正を前提に編集しています。
レイヤー構成例
- 上:テロップ
- 中:動画
- 下:音声
混ぜない、重ねない。これだけで修正時間が激減します。
8. 書き出し前チェックリスト
書き出し直前に必ず確認してください。
- 冒頭3秒に無音がないか
- 音割れしていないか
- テロップ切れていないか
- 最後が不自然に終わっていないか
これを怠ると、再書き出し地獄が始まります。
9. この作業フローをテンプレ化する
最後に最重要ポイントです。
毎回同じことは「考えない」
- フォルダ構成
- 初期設定
- テロップスタイル
- レイヤー順
すべて固定してください。編集は判断力を使う作業です。判断回数を減らすほど、速くなります。

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