
6月5日に発売されたゲーム機Switch2、今回は前作の初代Switchさらに、ほかのゲーム機のあれこれを比べてみました。
プロセッサとグラフィックス性能
- Nintendo Switch 2(予想)
- CPU/GPU: 可能性として、最新のNVIDIAチップを搭載したカスタムTegra X2や、それに類似する次世代GPUを搭載することが予想されています。これにより、グラフィックスや処理速度は現在のSwitchに比べて大幅に向上し、1080pや4K対応の高解像度ゲームが可能になるでしょう。特に、4K出力対応が大きな焦点となる可能性があります。
- 強化されるポイント: より高性能なグラフィック、フレームレート、Ray Tracing技術の搭載が期待されます。また、PS5やXbox Series Xと比べると、モバイルゲーム機としての特色は保たれつつ、据え置き機並みのパフォーマンスを発揮する方向性が予想されます。
- PlayStation 5 (PS5)
- CPU: AMD製Zen 2アーキテクチャ(8コア)
- GPU: AMD RDNA 2アーキテクチャ、10.28 TFLOPs
- 解像度と性能: 4Kゲームが可能で、Ray Tracingをサポート。PS5はパフォーマンス重視のハードで、次世代のグラフィックスと非常に高い計算能力を持っています。
- Xbox Series X
- CPU: AMD製Zen 2アーキテクチャ(8コア)
- GPU: AMD RDNA 2アーキテクチャ、12.15 TFLOPs
- 解像度と性能: Xbox Series XもPS5同様に4Kゲームが可能で、Ray Tracingに対応しており、圧倒的なグラフィックス性能を誇ります。
ストレージと読み込み速度
- Nintendo Switch 2(予想)
- 内蔵ストレージ: 予想として、Switch 2は512GB以上の内蔵ストレージを搭載し、さらに高速なNVMe SSDを採用することが考えられます。これにより、PS5やXbox Series Xに近い読み込み速度を実現できるでしょう。
- 読み込み速度: Switch 2がSSDを搭載することで、ゲームの起動やデータ読み込み速度は現行Switchよりも大幅に高速化されることが期待されます。
- PlayStation 5
- 内蔵ストレージ: 825GBの超高速SSD
- 読み込み速度: 驚異的に高速なSSDを搭載しており、ゲームの起動や読み込みはほぼ瞬時です。
- Xbox Series X
- 内蔵ストレージ: 1TBのカスタムNVMe SSD
- 読み込み速度: PS5と同様に、超高速SSDを搭載し、ゲームのロード時間はほぼゼロ。さらに、Quick Resume機能で複数ゲームを瞬時に切り替えられます。
携帯性と設置場所
- Nintendo Switch 2(予想)
- 携帯性: Switch 2はその名の通り、持ち運び可能な携帯型ゲーム機としての強みを継続します。しかし、パフォーマンスが大幅に向上した分、バッテリー消費や放熱の問題も考慮する必要があるかもしれません。4K対応であっても、モバイルモードでは低解像度で動作する可能性があります。
- 設置: 据え置きとしての使用時には、接続するテレビで高解像度のゲームを楽しむことができるため、手軽にゲームを切り替えることができるでしょう。
- PlayStation 5 / Xbox Series X
- 両者は共に大きな本体サイズで、設置場所を選びます。携帯性はありませんが、家庭用ゲーム機としての高い性能を持ち、長時間のプレイに耐えることができます。
まとめ:
Switch 2は携帯性を維持しつつ、PS5やXbox Series Xに匹敵する性能を提供することで、家庭内でも外出先でも快適なゲーム体験ができるという利点があります。
Switch2と初代Switchとの違い
下記が各switchの性能差です。
項目 | Nintendo Switch2 | NintendoSwitch1 |
発売日 | 2025年6月5日 | 2017年3月3日 |
価格 | 49,980円 | 29,980円 |
CPU | NVIDIA T239(DLSS 3.1対応) | NVIDIA Tegra X1 |
RAM | 12GB LPDDR5 | 4GB LPDDR4 |
ストレージ | 256GB UFS 3.1 | 32GB eMMC |
ディスプレイ | 7.9インチIPS液晶(1080p、120Hz、HDR対応) | 6.2インチLCD(720p) |
ドック | 4K出力対応 | 1080p出力 |
Joy-con | マグネット式、マイク搭載 | スライド式 |
新機能 | GameChat機能、おすそわけ通信 | ーーーーーーーーー |
後方互換 | ほぼ全てのSwitchソフトに対応 | ーーーーーーーーー |
項目 | Xbox Series X | Xbox Series S | Xbox One X | Xbox One S |
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発売日 | 2020年11月 | 2020年11月 | 2017年11月 | 2016年8月 |
CPU | 8コア AMD Zen 2(3.8GHz) | 8コア AMD Zen 2(3.6GHz) | 8コア AMD Jaguar(2.3GHz) | 8コア AMD Jaguar(1.75GHz) |
GPU | 12 TFLOPS RDNA 2 | 4 TFLOPS RDNA 2 | 6 TFLOPS GCN | 1.4 TFLOPS GCN |
RAM | 16GB GDDR6 | 10GB GDDR6 | 12GB GDDR5 | 8GB DDR3 |
ストレージ | 1TB SSD | 512GB SSD | 1TB HDD | 500GB~2TB HDD |
解像度 | 4K(最大8K) | 1440p(最大4K) | 4K | 1080p(4Kアップスケール) |
フレームレート | 最大120fps | 最大120fps | 最大60fps | 最大60fps |
項目 | PS5(通常版) | PS5 Digital Edition | PS5 Slim(ディスク版) | PS5 Slim(デジタル版) |
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発売日 | 2020年11月 | 2020年11月 | 2023年11月 | 2023年11月 |
ディスクドライブ | あり(Ultra HD Blu-ray) | なし | 着脱式(初期状態あり) | なし(後付け可能) |
CPU | 8コア AMD Zen 2(最大3.5GHz) | 同上 | 同上 | 同上 |
GPU | 10.28 TFLOPS RDNA 2 | 同上 | 同上 | 同上 |
RAM | 16GB GDDR6 | 同上 | 同上 | 同上 |
ストレージ | 825GB SSD | 825GB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD |
解像度 | 4K(最大8K) | 同上 | 同上 | 同上 |
フレームレート | 最大120fps | 同上 | 同上 | 同上 |
本体サイズ | 390×104×260 mm | 390×92×260 mm | 358×96×216 mm | 358×80×216 mm |
重量 | 約4.5kg | 約3.9kg | 約3.2kg | 約2.6kg |
各スイッチの出荷台数
6/10日現在の出荷数の推移
任天堂スイッチ2の予測
個人的な推測になりますが現在の任天堂スイッチは非常に成功しており、累計販売台数は1億台を超えています。この成功を踏まえると、次世代機(仮に「スイッチ2」)の生産数もかなりの規模になると予想されます。
初期生産数: 任天堂スイッチの初期生産台数は約1500万台~2000万台とされていましたが、次世代機ではさらに多くの台数が生産される可能性があります。特に、任天堂の過去の発売規模や、スイッチの人気を考慮すると、最初の1年間で2000万台~3000万台程度の生産が見込まれるかもしれません。
販売台数の目標: 初期の生産台数に基づいて、販売目標は市場の需要に応じて調整されるでしょう。例えば、スイッチが非常に好調だったため、次世代機もその需要に応えるために、数千万台規模での生産が予定される可能性があります。
後継機の生産計画: 任天堂が次世代機の生産を拡大するタイミングには、ゲームのラインアップや新しい技術(例えば、より強力なプロセッサや改良されたディスプレイ)が影響します。これにより、より多くの需要が予想され、特に発売初期は生産数が急増するかもしれません。
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